一人暮らしの物件選びは家賃をよく考えよう

平均家賃について

20代の社会人一人暮らしの家賃平均は6万6000円程度となっています。家賃は地域によって相場がかなり変動するため、細かく地域別にみていくと首都圏の平均家賃は7万円程度、関西は5万9000円、東海地方は5万5000円となっています。首都圏の東京ではかなり家賃が高くなっています。
家賃の相場はおおよそこの程度となりますが、平均の家賃よりも実際に自分がどれだけ収入があるのかといった自分に見合った選び方が重要となります。そのバランスとして収入の3分の1程度に収めることが良いとされていますので、自分の収入とバランスを考えて3分の1以内には家賃を抑えましょう。

生活費について

財務省の家計調査によると働いている女性の一人暮らしにかかる家賃を除いた生活費に関して、平均が34歳までで12.3万円ほどとなり35歳以上では15.2万円となっています。どちらの世代でも大きな差がないところに食費があり、食費は3万5000円程度となっています。そのため一人暮らしを考えるのであれば、月々にかかる費用の食費は3万5000円程度をみておくと良いことがわかります。

生活費の割合

支出別に分けて考えると家賃の支出割合は収入の3分の1程度になるため、30％程度が良いと考えられます。そのため手取りが15万円の人であれば4万5000円程度を家賃に割くことになります。そして光熱費や保険料などを引いていき、全てがおおよそ90％くらいの支出になることを目標にしましょう。残りの10％を何かあった時のために残しておき、結婚式に参列する際のお祝いなどに充てることができます。

家賃の安いエリア

東京都内で一人暮らしをすることを考えると手取りが15万円の人にとっては4万5000円以内で探すことになるため、平均7万円程度となっている都内では場所が限られてきます。家賃の比較的安いところを考えなければなりませんので、北綾瀬駅周辺は最も安い家賃相場で4万9000円となっているためおすすめです。他に安い相場であるのは柴又駅、堀切菖蒲園、京成立石駅があります。中でも北綾瀬駅は最も家賃相場が安く、交通の便が良いため住みやすくおすすめです。